8月は休業します(既存パートナー様は対応します)

本業(梨園)の繁忙期に入りますので、8月は経営クリニックの新規受付を一時休止とさせていただきます。順次9月以降に対応させていただきますので、ご希望の方はお早めにご連絡ください。定期対応の皆様には通常通り対応させていただきます。

元々、本業で毎日17時(定時)終業で余裕のあった頃に、お小遣い稼ぎで本サービスを始めました。今年は本業側でかなりの時間とエネルギーを消費していたので、ご依頼に応えきれないことも間々ありまして申し訳ございませんでした。片手間モデルでは早くも限界なので、来年は内容を一新して支援事業を加速しようと画策しています。

梨園側ではクラウドファンディング→経営ノウハウのオープン化で、一気に視野が広がる経験をしました。講演/セミナーや視察などを通して、関わってくださる方のネットワークも広がっています。当面はそのように話題とネットワークを広げ、仲間集めと影響力増強に努めようと思います。農業経営に必要なあれこれを発明するのは、その先にとっておきます。

今年の新たな展開として、大手企業様やベンチャー企業様とのアドバイザリー提携が増えましたこれまでは対生産者が中心でしたが、それらの生産者へのサービス事業者様をさらにサポートする需要です①サービス事業者は生産者の本音を汲み取りきれず、②生産者は自身の本音を上手に表現できない、という通訳のような立ち回りです提携先は絶賛募集中ですので、企業の皆様、お声かけくださいませ

8-10月は梨の販売員として接客と注文管理に全霊を注ぎます。最高においしい梨を用意してますので、ぜひお召し上がりください^q^
阿部梨園オンラインショップ

農家ハックは深津貴之(@fladdict)さんのように

今後どんな立ち振舞い方で活動していくのかよく訊かれますが、頭のなかでは、UI/UXの専門家である深津貴之さん(@fladdict)さんのことをイメージしています。

(農家の経営支援をしています。美味しいものを作っている生産者さんの苦手な、経営や販売を小技でアップデートしています。転じて、農業経営ノウハウのオープン化を言い出しています。)

深津さんについて

深津さんはUI/UXの専門家です。UI/UXとは、雑にいうとアプリやウェブサイトの使いやすさのことです。色んなサービスに関わられている中で、noteというウェブマガジン/ブログサービスの案件に関して書きます。

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公務員/シンクタンク志望だった昔話と、さがわ総研

GOBOアグリキャリアセミナーという就転職イベントのパネルディスカッションに登壇してきました。GOBOのイベントはいつも、帰宅すると何か書きたくなります。毎回、頭の中がシャッフルされて、新しい考えが生まれるのでしょう。自分にとってものすごく有益なイベントです。

公務員やシンクタンク志望だったときの話

就転職イベントなので自分の学生時代のことをふり返ると、もうほとんど忘れていたような話ですが、僕は元々、公務員志望でした。公務員家系に生まれ、公務員がいかに尊い仕事であるかを母から教育されていたので、民間なんていう選択肢はまるで頭のなかにありませんでした。おかげでビジネスとか経営とか年収とかは、とにかく敬遠して生きてきたので、まーーーーったくの無知、中学生みたいな知識でした。

一応経験しなきゃと思って始めてみた就職活動で、世の中の価値は経済で循環しているのだとはじめて理解して(衝撃を受けた)、遅ればせながらキャッチアップを始めます。調べると、行政のブレーン機能を果たしているシンクタンクなる種の会社があると知りました。当時の研究内容とも近く、「行政と民間のハイブリッドでなんかカッコイイ!」と思って志望します。が、業界トップの三菱総研の選考でフラれ、二番手以下にはモチベーションが上がらず、内定が出た他業界に翻意したのでした。就活でエネルギーを使い果たし、すっかりビジネス界に影響されて、その後の公務員試験も見送ります。

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2月28日、僕が農家になった日

2月28日、阿部梨園で働いて以来最大のセンセーショナルな事が起こりました。AMは農林水産省の「働き方改革委員会」。PMは某農業サービス事業者さんのヒアリング。どちらも個人農家者側に近い立場で意見させていただいて、丁寧に傾聴していただきました。

そこで丁寧に耳を傾けてもらったからこそ、「なんで外の人たちは(個人)生産者の気持ちを腹で理解してくれないんだろう〜」「安全圏の方々に生産者のリアルな決死感をどうやって伝えたらいいんだー!」という強い感情が残りました。初めてのことです。

これはつまり、僕がとうとう、「内」の人になっていたのではないかと思うんですよ。心のなかでは完全に「なんで外の人たちは”オレたち”の気持ちを〜(号泣鼻水)」と一人称になっていたんです。

つまり、生産現場から一歩引いた客観的な立場で農家に関わってきた僕が、農家で働きながら農家になれなかった僕が、3年を費やしてようやく、気持ちだけでも農家になれた瞬間だと思うのです。ようやく、彼我の川を渡れた感じがします。そう気づいたとき、鳥肌が立つ感覚がありました。

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鹿屋コンビ、福井さんと半田さんに衝撃を受けた話

先月、イベントで後座としてご一緒させていただいた、前鹿屋市副市長の福井さんと鹿屋市の地域おこし女性芸人の半田さん。お二人の精力的な地域おこし活動に、近年稀にみる衝撃を受けました。阿部梨園のクラウドファンディングを終えて若干の達成感を感じていたタイミングで、「あ、自分もまだまだできることいっぱいあるなー!!」と思わされたのです。とにかくこの2人、常識にとらわれず、自ら前面に出て、トルネードを作りまくります。ちょっと紹介させてください。

【イベント情報】1/20 一次産業を活かしたとちぎの楽しい地域おこし講演会 | 阿部梨園
http://abe-nashien.com/event-180120/

(お二人の対談)二刀流芸人、半田あかり 半田あかりのはんだクエストー奮闘記ー|松竹芸能株式会社
https://www.shochikugeino.co.jp/shochikugeinotimes/35456/

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農家ブランディングにおける「個性尊重されすぎ問題」

既製品の農産品パッケージは昭和的で死ぬほどダサいです。打破するために農家も個性的なパッケージを作ろうとします。でも、既製品の問題は個性の有無ではなくて、トンマナが現代に合ってないからです。結論だけ先にいうと、トンマナ>>>>個性なので、二兎を追わずに、まずはトンマナに集中するほうが安価でいいよっていう話です。ファッションの、まずは体型に合わせて清潔感を、、と同じです^q^

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新年明けましておめでとうございます

昨年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。2017年は阿部梨園でクラウドファンディング(CF)を実施し、急に世に出た1年となりました。ご支援いただいた皆様一人ひとりのおかげです。ありがとうございました。まずは「農業経営のオープン化」という立てた旗でご期待に応えられるよう集中します。

色々な可能性があり心底ワクワクしていますが、新年の所信としては以下の2点です。

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10月からサービス再開しています

8-9月は梨の繁忙期だったため休業していましたが、今月から営業再開しています。詳しくはサービス紹介ページをご覧ください。相変わらず、ゆるいスケジュール感であまり詰め込みませんので、早めにお声かけください。コンスタントに依頼をいただいています。

2017年上期の振り返り

まぁなんにせよ好きな仕事です!

頭を使うのが好き、人と話すのが好き、な私にとっては願ってもないほど楽しく、フィットしています。

  • お節介な性分を活かせる
  • 適度な頭の体操になる
  • いい出会いがある
  • 自分の勉強、鍛錬にもなる

小さい需要が散らばっている

近所にも遠方にも、阿部梨園と同じようなことで悩んでいる農家/事業主がたくさんいることを実感しました(私に依頼してくださる方はその中のほんの一部でしょうが)。真剣な方、行動力のある方は県外からでも遠路はるばるお越しになります。こちらも襟を正す思いです。

以前も知り合いベースで依頼を受けていましたが、サービス内容をウェブにまとめたおかげで少し認知されるようになりました。やっぱり、情報は埋めておかずに日の目を見せたほうがよいです。

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人生の隔年エース現象

かつて、杉内俊哉投手や川上憲伸投手は2年に一度大活躍をするので「隔年エース」と呼ばれた。農業にも「隔年結実」という言葉がある。自分も振り返って、2回に1回しか成果を出さない、隔年現象になっている。都度スマートにこなしてきたと胸を張りたいところだけど、隔回で不完全燃焼に終わっている。

これは原因がはっきりしていて、燃え尽きやすい性格が由来だ。

(ステージA)ダラダラこなす。芳しくない結果に終わる。

(ステージB)前回の結果を後悔して、はじめから本気出す。満足のいく結果が出る。

(ステージC)燃え尽きまたは慢心により着火が遅い。ダラダラ(以下略

実際にどうなっているかというと、

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【転載】僕が考える個人農家の活路

この記事は、2016年11月7日に旧サイトで書いた記事を転載しました。


個人農家は生き残れるのか

これからの農業というと、IT化、機械化、大規模化、法人化、、、のように、合理化による生産性向上が話題の大半になる。個人農家も新しい技術で担い手不足を乗り越えたり、生産法人化してスケールを出すのが望ましいとも言われる。それはアメリカの農業に寄せていくイメージだと思う。個人っぽくないし、個人である必然性もない。そうなると、個人が小規模にやっている日本の農家は淘汰されてしまうのだろうか。一次産業人口が減少し続けているとおり、淘汰は既にずっと昔から起きている。それが市場主義経済の望んだ合理だから仕方がないし、誰のせいでもない。

僕は自分が合理主義者だと自覚しつつも、感情の部分では、日本の個人農家になんとか生き延びてほしいと思っている。農村の田園風景に、農家のおっちゃんやおばちゃんに居続けてほしい。農家が作ったおいしい農産物を食べ続けたい。日本の文化として次の世代に伝えたいと切実に思う。それも「保護」によって無理やり保存されるのではなく、「自立」によって生存し続けてほしいと思っている。

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